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古川 雅典 市長

賑わいの駅周辺と公共交通の確保
コンパクトシティ&ネットワーク

4年後の完成を目指す一大プロジェクトがスタート

―― 前回はJR多治見駅北側の整備の話を伺いました。今度は駅南側の開発にも挑戦するようですね。

古川市長 はい。JR多治見駅周辺をギュッとしたコンパクトなまちにしたいという思いがあって、駅北側については区画整理方式でほぼ完成しました。今度は駅南側に挑戦して、2022年6月の完成を目指します。27階建ての住居棟、立体駐車場、ビジネス棟、商業棟などを含めて、総工費約240億円のうち、市としては44億円を出す計画です。27階建てのマンションについては開発業者が買い受けていますし、再開発全体をやりたいという事業協力会社もすでに決まっています。

より身近に使える公共交通“あいのりタクシー”

―― もう1つは、郊外についても新しい試みを始めていると伺いました。

古川市長 はい。市内には郊外に様々な団地があります。お年寄りになると免許を返納する方も出てきます。そんな中で公共交通の足をしっかり確保したいということです。これまで路線バス昼間運賃割引制度(上限200円 バス)を設けていました。運用方法に関してはいろいろ試行錯誤しましたが、やはりバス停まで出てくることが難しいケースも多いです。そこで、1回につき300円で利用できる多治見市地域あいのりタクシー運行支援補助金制度をスタートさせています。例えば、自分の住んでいるところから多治見市民病院まで3000円かかるとしましょう。Aさんが300円を支払い、一緒に乗ったBさんが300円を支払いますから、合計で600円しか払わなくていいことになります。それでは足りない分はどうするか。残り2400円の半分を多治見市が補助し、残り半分を地元自治会が補助するという制度です。これなら玄関まで迎えに来ることができて、病院や買い物に行くことができます。市内に50の自治区がある中で、すでに12の自治区があいのりタクシーを実施しています。タクシーは個人の乗り物だと思われますが、公共交通として積極的に活用していこうという新しいチャレンジになります。都市部で、これだけ制度化されたものは少ないようで、すでに他地域からも視察の申し込みを受けています。

高いハードルをクリアすることが自信につながる

―― これまで様々な成功事例を作り上げてきたわけですが、改めて今振り返ってみて、何が大きな要因になっているのでしょうか?

古川市長 当市の一番の特徴はスピードと正確さです。そのために職員と徹底して議論を行います。決めたことは絶対に完成させるという信念で常に動いています。今回のJR多治見駅南側の開発は、計画自体は4年前にスタートさせています。そして4年後の完成を目指しています。これだけの大きなプロジェクトを着手から8年後に完成させるのは、全国的にみてもほとんど事例がないと思います。決めたことを成功させるためには手を広げ過ぎないことも大切です。1つ決めたら、その1つを必ず完成させるという思いが大切です。途中でいろいろな意見が出ると、グラグラ揺れるケースがありますが、やると決めたら、市民の皆さんに必要性をとことん説明します。その時間と手間暇を絶対惜しみません。それを何度も繰り返してきました。最初は市民の皆さんの理解もなかなか進みません。でも粘り強く説明を続けることで、最終的には理解を示していただきました。そういう成功事例を積み重ねてきたことで職員も自信を持ってきたと思います。

―― 市長に就任されて10年を過ぎましたが、その意味では職員も市民も大きな変化を感じているでしょうね。

古川市長 私が市長になった時、「ほらふきだ」「まぐれだ」「運だけでやっている」など、いろいろなご意見をいただきました。市長に就任して心がけたことは、職員との一体感です。そのためにとことん議論を尽くしました。実行、実践が見えることが市民の皆さんにとって一番幸せなことです。計画段階で異常なほど頻繁に会議を開いたり、膨大な資料を作るのではなく、素案を作ったら外に出ていって、市民の皆さんに徹底的に説明し、実行、実践してきました。10年が経過して、それが風土として定着してきました。職員の成功事例と市民としての政策に対する満足度が好循環で回転していると思っています。

―― この10年、市民にとっても、自分たちのまちが変わったと実感できるぐらい様々な実践を行ってきたように思います。

古川市長 その意味では、1つのキーワードとして“一流”であることは意識してきました。「多治見市の実力で本当にできるかな」と感じる、少し高い理想と少し高い希望を実践、実現できたと思います。自分の実力からすると、少しハードルが高いものをクリアできたほうが楽しいです。1年目の職員にも議論に積極的に参加できる雰囲気を作っています。そして、10個提言してくれたら、2つか3つは採用して、責任も持たせます。おもしろいという気持ちが若い職員に芽生えてきたのも、うれしく感じています。これからも、さらに意欲的に新しいことに挑戦して、さらなる市の発展につなげていきたいと思います。

 

多治見市の情報

面積:91.24km2
人口:111,292人(平成30年4月1日現在)
市の木:シデコブシ、銀杏(いちょう)
市の花:桔梗(キキョウ)、つつじ

名所・旧跡・観光

虎渓山永保寺
神言会多治見修道院
虎渓公園
不動明王の滝
本町オリベストリート
セラミックパークMINO
美濃民芸陶器の里まつり
多治見陶器祭り

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