投稿日:2025.10.30
最終更新日:2025.10.30
令和の実務にフィットする新・古物台帳を発売(インボイス制度対応)
報道関係者各位
現場の「書きにくい」を解決!新しい帳簿、できました。
2025年11月1日、行政手続きやビジネス支援を手掛ける株式会社ショシナビ(本社:岐阜県高山市、代表:皆川裕介)は、古物商の実務に特化した新商品「新・古物台帳」を発売します。従来の帳簿の使いづらさに着目し、現場の声を反映しながら、古物営業法施行規則およびインボイス制度(古物商特例)に準拠した”令和時代の帳簿”です。
開発の背景
古物台帳は、古物営業法により記帳が義務付けられた帳簿ですが、現在も昭和期に制定された基本デザインが広く流通しています。実務上、記載ボリュームが多くなりがちな「住所欄」や「特徴欄」が狭く、文字数が収まらないといった、帳簿としての基本的な使いにくさが指摘されていました。
さらに、令和5年10月に改正された消費税法(インボイス制度)で、古物商の事業者は取引相手が「適格請求書発行事業者」であるかどうかを記録することが必要となりました。本商品は、税理士の監修を受けて、古物営業法だけではなく、インボイス制度に関する税務調査にも対応しやすいよう、帳簿項目を再設計しました。
商品の特徴
- 税務申告も見据えた設計(インボイス制度・古物商特例対応)
- 適格請求書発行事業者か否かを記録する欄を追加
- 記載内容が不足していることで、税務調査時に不利になるリスクを回避
商品開発のストーリー
当初は、一般にひろく流通しているB5・5mm罫線のノートを前提として設計していましたが、複数回にわたる試作や、実際のユーザーや用途に応じた設計変更を経て、最終的な製品仕様にたどりつきました。
最終的には、目にやさしいノート《mahoraノート》で知られる大栗紙工株式会社(大阪府)と連携し、品質と実用性を兼ね備えた商品に仕上がりました。
商品開発のバックストリーを紹介したnoteもご覧ください:
https://note.com/shoshi_navi/n/nc5a42c4be58d
古物商の”開業後”に寄り添う取り組みへ
本商品は、古物商許可申請代行サービス「ショシナビ古物商」のビジネス支援方針から生まれました。
2020年のサービス開始以来、株式会社ショシナビは累計2,616件(2025年11月現在)におよぶ許可申請を支援してきました。
私たちは「申請して終わり」ではなく、開業後のビジネスや経理、制度対応まで支えるパートナーでありたいと考えています。
