INTERVIEW
Leader's Voice

Interview
北角 浩一 会頭
株式会社日本一ソフトウェア 取締役会長



北角会頭 各務原市の強みである産業を支えるために、「商業・サービス産業の革新」と「ものづくり力の強化」の2つを展開しています。例えば、名古屋、東京、大阪といった都市部で開催される展示会への出展を推進しています。やはり、事業について幅広く知っていただくこと、また、企業間同士お互いを知ることが大事だと思いますので、引き続き積極的に行っていきます。また、工業系企業の人材不足といった課題解決にもつながるように、工場見学やワークショップなどのオープンファクトリー事業をすすめています。

北角会頭 各務原市内に元気な企業があることを知っていただければ、将来への憧れややりたい仕事を思い描くきっかけになると思います。「飛行機を作りたい」という漠然としたイメージもいいと思います。きっと、ものづくり力の強化につながっていくでしょう。
今、日本全体でものづくり力が弱くなっていますが、これからの時代に必要なのはものづくり力です。工業製品だけでなく、野菜などの生産物、サービス業なども含め、価値を生み出すことが大切なのではないでしょうか。その中でもまだまだ、中部地域、特に各務原市はものづくり力が強い地域です。将来、技術や知識を身につけたかったら、ぜひ、各務原市の企業に就職して欲しいと思います。
私もさまざまな事業を通して、すごい企業さんが多いことに気がつきました。歴史があり、技術もある企業さんが多く、コロナの期間も耐えてこられた印象があります。商工会議所の会員数も極端に落ち込むことはなく、おおよそ3000から3100の間を10年以上、推移しております。
北角会頭 毎年、創業セミナーを行っています。若い方から定年退職された方まで幅広い年代の方がセミナーを受講され、毎年、受講者の中から数人の方が創業されています。ありがたいことです。セミナーの支援が手厚かったり、国の補助金の支援をさせていただいたり、私たちの丁寧で地道な取り組みがつながっているのかなと自負しています。

創業セミナー
北角会頭 行政との連携は大事にしています。というのも、私たちも行政も目指すところは一緒で、各務原市が盛り上がり、発展していくことを望んでいます。働いている人、住んでいる人が楽しく、幸せに過ごせる各務原市です。商工会議所の議員総会の懇親会には、市長や議長、岐阜基地司令、警察署長にも参加いただいていています。
各務原市はイベントが多く、「各務原市桜まつり」は行政と一緒に実行委員会形式で携わっていますし、共催している岐阜基地の「航空祭」と「納涼祭」には、会員さんの飲食店出店のほか、職員や青年部のメンバーが運営に加わっています。近年は「各務原元気まつり」と「かかみがはら産業フェスタ」を同時開催して、スケールアップさせています。
今年の「岐阜基地 納涼祭」に関しては直近で熊本地震が起きたため急遽、名称を「夏の夕べ」に変更して黙祷から始めました。被災していない地域まで自粛してしまうと日本全体が気落ちしてしまうので、日常的な元気が支援につながるとの思いで実施しました。助けて欲しいと思った相手が元気がなかったら助けてとは言えないですから。
また、私が会長を務める株式会社日本一ソフトウェアと、各務原市観光協会と公益財団法人かかみがはら未来文化財団が「全国エンタメまつり実行委員会」として主催する「ゼンタメ(全国エンタメまつり)」にも、商工会議所の会員の方々に支援いただいています。最近では岐阜各務野高校のコラボ参加もあり、地域のみなさんの協力によって実施できています。
北角会頭 ゼンタメは各務原市民公園で開催する、ゲームを中心としたエンターテイメントの祭典です。東京から有名ゲームメーカーさんが出展してくださいますし、インディーズの方たちからも大勢、出展いただいています。ゲームファンの方が全国から来られますし、地元にいる一般の方も来場されるので、ゲーム好きなコアなファンと何やってるんだろう?という気持ちで楽しまれる子ども連れのファミリーが混ざり、なんだか不思議な雰囲気のイベントになっています。

かかみがはら 元気まつり・産業フェスタ

かかみがはら 元気まつり・産業フェスタ
北角会頭 広々とした市民公園は、毎週のように皆さんが自由に、活発に、イベントなどで活用されています。あと、地域の賑わいを象徴するのが、1975年から続いている「ろっけん通り歩行者天国」です。市内初の歩行者天国イベントであり、現在、唯一となってしまいました。なんとか続けたいとの思いから、現在は私が実行委員長を務め、実行委員会形式でみなさんと協力しながら続けています。毎年、9月第2週の土曜日に開催していますので、ぜひ、お越しください。
商店街の方がお店の前で屋台を出されたり、キッチンカーだったり、地元団体の太鼓演奏や中学生のブラスバンド披露など、発表の場にもなっています。みんなの楽しみを残していくということも大事なことではないでしょうか。
このように地域のみなさんで協力しながら開催するイベントが多いことから、元気な印象を持っていただけるのかもしれません。地元企業のみなさんも「地域貢献できるなら」と、とても協力的です。
北角会頭 趣味は寝ること、座右の銘は家宝は寝てまて、人事を尽くして天命を待つ、ですね。好きな言葉は棚からぼたもち、将来の夢は永遠の眠りです。
ところが、今はぼーっとする時間がなくて。以前は1日、2日、何も考えずに過ごしたらやる気が起きたのですが、ここ数年、年齢的な老いを感じて(笑)。2、3カ月何もしない時間が欲しいなと思います。
北角会頭 「やってしまえばいいのに」と思います。やれば次に繋がりますから。迷っている中でいろいろ考えているうちに、要素のひとつがクリアになります。ひとつずつクリアしていけばいいのではないでしょうか。
北角会頭 サラリーマンを辞めたことです(笑)。なんとか会社が回るようになってからはあまり考えなくなりましたが、辞めた直後はずっと後悔していました。うまくいったらうまくいったで課題が出てきますし、うまくいってもいかなくてもしんどかったですね。辞めてしまった以上はやるしかなかったですから。
北角会頭 若かったからだと思います。将来は無限にあるように感じていたので、苦しくてもまあ戻れるな、戻せるな、と考えていました。私は30歳で独立しましたが、若いうちにやりたいことをやった方がいいと思います。未来が広がると感じられる間にいろいろやっておくのがいいかな、と純粋に思います。
私はどちらかというと、目標を持って何かしようというタイプではなく、起こった問題に対処しながら生きてきました。忙しい時になにか問題が起きると「なんで今?」とイラついてしまいますが、「問題ならいつでもいらっしゃい」という心持ちでいる状態が一番大事かな、とは思います。問題解決している間に成長してきたのかもしれないですね。こんな方法があったんだとか、人に助けてもらうとか、とにかくやってみたらうまくいったとか、知らない間に解決しちゃったね、ということもありますし、いろいろな経験がありました。問題が起こると楽しんじゃいますね。なんでも楽しくやることが一番だと思います。
あとは、問題が起きた理由も考えます。商工会議所の職員にも、常にどんなことにも疑問を持ちましょうと伝えています。ニュースで伝えられていることが全て正しいのか?など、自分なりに調べて考えて動くことが大事です。ものごとをさまざまな方面から見て、検証していく。言われたことをそのまま信じると、相手のペースに巻き込まれてしまいますから。
今、価値観がどんどん変わってきています。特に、コロナを境に、非常に変わりました。だから、私たちはコロナ前のあの空気感、価値観は絶対に頭に刻み込んでおいた方がいいと思います。中学校、高校生活をマスクで過ごしていた若い方達が大学入学、就職し始めています。若者が楽しいと思える社会にしていかなくては、と考えています。
〒504-0912 岐阜県各務原市那加桜町2丁目186番地
TEL.058-382-7101
FAX.058-371-0100
各務原商工会議所のホームページはこちら
INTERVIEW
INTERVIEW
INTERVIEW