Seiryu Voice
投稿日:2025.01.31
【岐阜県からのお知らせ】特定外来生物「コクチバス」の密放流を防ぐ看板設置など周知活動にご協力を

岐阜県農政部里川・水産振興課 コクチバス対策室が
特定外来生物「コクチバス」の駆除を進めるための周知活動の協力を呼びかけています。
「特定外来生物「コクチバス」の密放流を防ぐ看板設置など周知活動にご協力を!」
https://www.furusato-tax.jp/gcf/3685
こちらでは、内容の概要をお伝えします。
【岐阜県農政部里川・水産振興課 コクチバス対策室から皆さまへ】
長良川の鮎は地域団体商標である「郡上鮎」をはじめ、「美濃鮎」、「清流長良川のアユ」など高いブランド力を有しており、「友釣りの聖地」としてのステータスを獲得しています。 毎年多くの釣り人に訪れてもらえるよう、各漁場において、放流や産卵環境整備など持続可能な漁場創出に努めています。
また、長良川と鮎は地域の経済や歴史、食、文化と深く結びついており、2015年、「清流長良川の鮎」として、「長良川システム」が世界農業遺産に認定されました。
その長良川で2023年5月、特定外来生物のコクチバスが確認されました。コクチバスは肉食性のため、鮎などへの食害により、鮎の友釣りが成り立たなくなることが危惧され、さらには生態系を脅かす存在となっています。
コクチバスを含めた特定外来生物は河川への侵入・定着を一度許すと完全駆除は難しいとされています。そのため、生息が広がっていない段階での徹底的な駆除を行う必要があり、現在、関係者が一丸となり、コクチバスの完全駆除に取り組んでいます。2024年10月末までで1,304尾の駆除を行っています。
直接駆除の他、「多くの目で監視することによる密放流の防止」が重要な対策です。
密放流の防止、リリースの禁止について広く知らせるため、ポスターの掲示やチラシの配布をはじめ、多くの河川利用者の目に触れる場所への看板の設置などを行う必要があると考えています。
これにより、関係者だけでなく一般の方々の「目」を河川に向けることで、コクチバスの持ち出しや密放流の監視強化が図られ、生息域の拡大防止につながると考えています。また、漁獲したコクチバスをリリースせず、駆除することで生息数を減らすことができます。
そこで、啓発看板の増設やパトロール車などに貼るステッカーの作成に係る費用のご支援をいただきたいと考えております。いただいた寄附金は、啓発看板の増設やパトロール車などに貼るステッカー作成に係る費用として活用させていただきます。
また、目標金額以上に集まった寄附金は、広報啓発のぼりなど様々な普及啓発グッズの作成費用として活用させていただきます。目標金額に達しなかった場合でも、いただいた寄附金を活用しながら普及啓発活動を実施していきたいと思います。
ぜひとも、本プロジェクトの継続にご賛同いただき、皆様からのご支援を賜りたくご協力をお願いします。
ご支援はこちらから
「特定外来生物「コクチバス」の密放流を防ぐ看板設置など周知活動にご協力を!」