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坂口捺染坂口社長講演会

坂口捺染坂口社長講演会

県が主催する中小企業支援セミナーの一環で、坂口捺染(本社・岐阜市)の坂口輝光社長が「働いてもらい方改革」を進めるために「経営者は従業員にすべてを尽くせ」をテーマに講演。県職員、県内商工会議所職員ら計250人が興味深そうに聴き入りました。

「働いてもらい方改革」は県が掲げる目玉政策の一つで、経営者の従業員に対する意識改革を求め、労働力不足を解消する考え方を示しています。

坂口捺染は、衣服へのスクリーン印刷などを手掛けて全国に名を馳せ、売り上げを伸ばしています。

従業員が自由に出退時間を決められる制度やフレックスタイム制などを導入。従業員一人ひとりと向き合う姿勢を貫きながら、従業員がどんな仕事でもこなせるように育てることで、様々な事態に柔軟に対応できる組織を作り上げました。

女性や高齢者、障害のある人たちなども積極的に雇用していることを紹介。「企業に都合の良い雇い方をすると人手不足に陥る。従業員にしっかりと寄り添うことが大切」とつながりの重要性を強調し、元気なあいさつが人間関係の潤滑油になると秘けつの一端を紹介しました。

坂口捺染坂口社長講演会

「経営者は従業員にすべてを尽くせ」をテーマに講演する坂口輝光坂口捺染社長=岐阜市、県庁

坂口捺染坂口社長講演会

「働いてもらい方改革」を進めるために開催されたセミナー=岐阜市、県庁

 

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