【関商工会議所】

関商工会議所 会頭
鈴木 良春 さん

(鈴木刃物工業株式会社 代表取締役会長)

副会頭 大野 武志 さん

副会頭 大野 武志 さん

(株式会社大野ナイフ製作所 代表取締役社長)

副会頭 各務 剛児 さん

副会頭 各務 剛児 さん

(青協建設株式会社 代表取締役社長)

副会頭 櫻井 広志 さん

副会頭 櫻井 広志 さん

(関信用金庫 理事長)

【鈴木会頭メッセージ】

次のステージに前進しながら、関市を次世代へ繋げていきたい

関商工会議所が会員を応援
一歩踏み込んだビジネスにも挑戦して欲しい

-- 関市の印象やふるさとへの思いを教えてください。

鈴木会頭 私は関市生まれ関市育ちで、まさにふるさとが関市です。時代と共に変わりつつありますが、文化を大事にし、関市のことを多くの方に知ってもらいたいと思っています。刃物や小瀬鵜飼など関市にある豊富な文化資源と、地域を広げてユネスコ無形文化遺産に登録された美濃和紙や世界かんがい施設遺産に登録された曽代用水も含め、新しい時代を担う子どもたちにつなげていきたいと考えています。
2021年(令和3年)に岐阜県立関高等学校の創立100周年記念事業の実行委員長を務めたことで、県外に出られた方も関市の情報やふるさととのつながりを求めていることを知りました。市が首都圏在住の方に声をかけて開催している「関市ふるさと懇談会」でも、今の関市の状況を熱心に市長から聞かれている姿を見て、多くの方がふるさとを思う気持ちがあると感じています。

小瀬鵜飼
関市ふるさと懇談会

Seki-Bizや商工会議所の利用で
力を合わせて、事業を発展させる

-- 関商工会議所で取り組まれていきたいことを教えてください。

鈴木会頭 2000社ほどある会員さんに、元気になってもらいたいと考えています。そのような中で、大事にしている事業があります。関信用金庫、関市、関商工会議所が協働で行っている、関市ビジネスサポートセンター「Seki-Biz」です。起業の相談や経営の悩みについて無料でサポートする事業です。6年続いており、毎月、百数十件の相談が寄せられています。また、関市を中心にした製品の展示会「ビジネスプラス展inSEKI」も大事にしています。毎年5月に行っており、70社近くの出展があります。こちらも6年ほど開催しており、自社製品を広く知ってもらいながら、ビジネスマッチングや商談に結びつけるなどの成果が出ていますので、さらにこのイベントを発展させたいと考えています。
関商工会議所独自でも、会員を中心としたニーズをしっかり掘り起こしていかないといけません。もう一歩踏み込んで事業を深掘りしていきたいと思われる方はぜひ、商工会議所に相談に来ていただければと思います。税務申告についても職員が丁寧にサポートするので、気楽にお越しください。一緒にふるさとを元気にしていきましょう。

Seki-bizでの相談風景
ビジネスプラス展inSEKI
-- 関市の刃物業界の状況はいかがでしょうか

鈴木会頭 関市の刃物類はふるさと納税の返礼品で全国順位26位、東海地方ではトップクラスの人気です。このように地場産業としては順調で、地元の産業が認められているようでありがたく思います。私は岐阜県関刃物産業連合会の会長も務めていますが、この状況にあぐらをかかず、さらに業界を成長させていかなければと感じています。5、6年前までは国内市場の需要がほとんどでしたが、今は全体の半分近くを海外市場が占めています。コロナ禍になってから今までのようなリアルな商談ができず苦戦していますが、SDGsを組み入れるなどして世界にアピールをしています。業界として次のステージへ行けるように、みんな頑張っています。

関市の刃物

ゴルフでリフレッシュ、絵画で心穏やかに

-- 鈴木会頭のご趣味を教えてください。

鈴木会頭 週に1回のペースでゴルフを楽しんでいます。昔はシングルプレーヤーでした。歳を重ねるごとに昔の良い思い出を引きずりながらプレーをしています。会頭に就任してからはさまざまな会やイベントに参加することが多くなり、遊びに行くことができていません。会頭に就任したばかりなので当たり前ですが、呼んでもらえるうちが花と思い、さまざまな会に出席しております。

-- 青年時代はスポーツをされていたのでしょうか。

鈴木会頭 一回戦ボーイでしたが、関高野球部に所属し、甲子園を目指していました。

-- 文化的な趣味はいかがでしょうか?

鈴木会頭 絵画が好きです。先日は岐阜県美術館で開催された前田青邨の展覧会や名都美術館で開催された横山大観の展覧会に足を運びました。東京に行く時は時間を見つけてトーハク(東京国立博物館)や東京藝術大学大学美術館へ行きました。特に好きな画家は東山魁夷です。海外へ行った時にもできるだけ美術館に立ち寄っています。やはり、本物をこの目で見てみたいですから。ルーブル美術館もいきましたが、あそこは10日ほどかけて観る美術館ですね。じっくり鑑賞したいものです。
子どもの頃はそれほど美術に興味はありませんでしたが、歳を重ねるごとに、いいなあ、こういう思いで描いたんだろうな、と感じるようになりました。鑑賞していると楽しいですし、心が落ち着きます。

創業がターニングポイントに、今は次の世代を育てる役目を担う

-- 若い頃はどのように過ごされていましたか。

鈴木会頭 実家は農家で、私は長男で農業を手伝うため、高校卒業後は刃物関係の会社に就職しました。足掛け10年で退社し、弊社を創業しました。

-- ご自身で創業されたのですね、創業の理由を教えてください。

鈴木会頭 最初の会社でノウハウを身につけることができ、これなら自分で会社を立ち上げた方がいいかなと思ったことがきっかけになりました。あの頃はいけいけの時代でしたから「俺はできる」という誤解をしたのでしょう。めちゃくちゃですよ。夢を見ながら始めたことだったので、なんとかなりました。創業から2年ほどは仕事がなくて。父は農業の閑散期に鍛冶をしていたことから刃物の知識があったので、家族にも手伝ってもらいながら続けました。大勢の人に支えられながらここまできました。
それが私のターニングポイントになります。この後、青年会議所に入れていただき、理事長と岐阜県の専務理事も務めたことで、ネットワークが広がりました。先ほどもお話ししましたが、会頭に就任してからさまざまな会に出席しておりますが、顔見知りの方が大勢いるのは幸せなことだと感じます。

-- 鈴木会頭のお人柄が良いのでしょうね。

鈴木会頭 いいえ、いい加減なものだから、こいつは首輪を付けておかないとないと危ないぞ、という話だと思います。というのは冗談で、青年会議所ではたくさんの方にお世話になり、関商工会議所でもさまざまな勉強をさせていただき、岐阜県経済同友会の筆頭代表幹事まで務めさせていただきました。みなさんに応援していただき、今日があるのだと思います。今は次のステージでがんばって欲しい人材をこの地域で育てることが、私の最後の仕事になると考えています。
まさに今朝、体感してきたことですが、職場のパソコンのディスプレイが起動せず、困っていたところを若いスタッフに直してもらい、私たちと今の若者の感覚は違うのだなと感じました。自分が情けなくなりましたが、若い方達にはぜひ、次の時代を引っ張っていって欲しいと願っています。

-- 若い方にメッセージをお願いします。

鈴木会頭 これから変革が激しい時代になります。何かが起きた時、対応できる能力を身につけて欲しいと思います。「関に暮らして良かった」「関で頑張って良かった」と思ってもらえるように、商工会議所としてアイデアを発信し、みんなで力を合わせて経済、教育、システムなどをアップグレードして、若い方たちにバトンを渡せたらと思います。

■関商工会議所
〒501-3886 岐阜県関市本町1-4
Tel.0575-22-2266
FAX.0575-24-6102