INTERVIEW
Leader's Voice

Interview
古屋 一郎 会長
一般社団法人 恵那青年会議所所属
古屋会長 「漲る17 の力で、幸せな社会への岩戸を拓け」です。私自身が古典や神話が好きなので、天照大神の岩戸神話から引用させていただきました。岩戸神話は、天照大神が外で開かれていた宴会の楽しそうな声に惹かれて、岩戸を開けたことで世界に光が戻ったという話です。JCとして明るい豊かな社会を実現していくため、岐阜県全体に光を照らしていくようになればという思いを込めてスローガンとして設定しました。
今年は組織改革というほど大げさではないですが、ブロック協議会が何をしているか知らない方がJCメンバーにもいます。ブロック協議会としての存在感をしっかりと各JCに浸透させていくことを運動指針にしています。定款にもありますが、ブロック協議会は各地のJCの利益が最大化するための団体ですから、各JCの悩みや課題を共に解決し、支援することを大きく掲げています。
JC全体の課題ではありますが、やはりメンバーは確実に減ってきています。そうなると、入会してすぐ、2年目ぐらいでも役職に就くことが求められます。実際に、入会3年未満の約半数のメンバーが役職についています。そうしたメンバーが、青年会議所の理念、あるいは自分たちが何のために活動しているのかについて、しっかり学んでもらうためのアカデミーも用意しています。アカデミーを受けてもらえば、各JCの理事長も自信を持って役職を任せられる、役職を受けるメンバーも自信をもって引き受けることができる人材を育てることも大きな役割の一つだと考えています。
古屋会長 大きな事業としては、9月6日に中津川市でブロック大会を開催する予定です。ブロック大会は4地区の持ち回りでの開催です。ただ、岐阜県全体という部分にとらわれすぎて、特色がぼやけていたという印象があります。もちろん特定の地域に固執しすぎるのはよくないですが、ブロック大会を何のために開催するのかという原点に立ち返りたいと思っています。開催する地域にとっては4年に1度の機会です。その機会に、事業を開催することが楽しみになると思える事業にすることで、事業を設営する側も、地域の方々にも、開催することを楽しみにしてもらえるような事業にしたいと考えています。その意味では、今一度、足元を見直して事業を構築していきたいと考えています。
古屋会長 2月7日に「岐阜会議」を開催しました。スローガンや活動方針の発表などを行いました。当日は300名ほどのメンバーが集まり、ブロック一丸となって頑張ろうという機運を高めました。5月には、会員拡大に向けたセミナー、7月にはアカデミーの開催を予定しています。

岐阜ブロック協議会 2026年度 岐阜会議
古屋会長 県内では、岐阜JCは約150人、多治見JCと大垣JCは50人以上、20人から40人規模のJCが一番多くて、飛騨JCと美濃JCは10人以下です。メンバーが少ないと、資金面やマンパワーで厳しいところがあって、「この事業をやれば地域が盛り上がるはずだ」と考えても、運営をあきらめるということになってしまいます。そういうときこそ、ブロック協議会でフォローしていきたいと考えています。資金面であればクラウドファンディングの方法を指導したり、マンパワーに関しては、運営ボランティアとして派遣することもできます。ブロック協議会としてフォローすることで、地域のためになることができますし、ひいてはそれがJCのためになると思っています。

古屋会長 今39歳ですから、今年で卒業です。最終年度になりますが、「やっと終わるな」という気持ちがある一方で、「もうちょっとやりたかったな」という思いもあります。楽しいことばかりの団体ではなく、やはり厳しいところもある団体ですから、その意味では好きなところも嫌いなところも100個ずつぐらい言えるかもしれません(笑)。
入会は誘われたのがきっかけです。20代後半の頃から誘いは受けていましたが、30歳の節目を迎えた段階で入会することにしました。
古屋会長 仕事柄、自分たちで日程を決めるというよりは、案内を受けて呼ばれて赴くことが多いですから、自分たちで予定を決めることができにくいです。その点で日程を合わせるのが難しいという面はありました。最近では、衆議院選挙がありました。当然、選挙に集中しなければならないわけですが、ブロック協議会会長を務めていますから、私が行かないと始まらない事業もありますので、その間はJCの活動を優先したということもありました。
古屋会長 実務的なところでいえば、 パソコンのスキルは自然に身につきました。あとは、やはり人脈がとても広がりました。例えば、選挙の時、こういう戦略を試してみようと考えたとき、詳しい人に聞いたり、手伝ってもらったこともあります。そのときは、実感はあまりなかったですが、振り返ってみると、JCの経験や人脈など、活用できたことは多かったと思います。
古屋会長 とても厳しく接していた先輩がいました。一つの事業を組み立てるに際しても、本当に厳しく言われました。当時は「何で、そこまで言ってくるのだろう」と思っていました。でも、いざ、その事業がスタートすると、先輩は先頭に立って、あらゆるところに目配せをして、自ら動いていました。よく「お前のためを思って言っているんだぞ」と言う方がいますが、行動で示す姿を見て、とても衝撃を受けました。JC全体に言えると思うのですが、そういう姿勢を体現されている方が多かったと思います。何かに取り組むときは、やっぱり熱意、情熱を持ってやらないとダメだと思わせてくれました。例え、こなすだけの仕事であったとしても、しっかりと自分の意思を持ってやらないと、何かの形で結果として出てくると感じました。
職業柄、どちらかというと、設営された場所に行くことが多いです。でもJCで、設営する側で活動したことによって、こういうところまで気を回さないと失敗が起きるということを学びました。JCは失敗したことも含めてきちんと検証します。同じ失敗をしないために、失敗を次の成功に生かすための検証が徹底しています。その意味では、仕事の現場としては、設営された場所に行く機会が多いですが、「あっ、ここはすごいきちんと行き届いているな」といった設営する側の目線も考えられるようになりました。
古屋会長 はい。歴代の会頭のお話を聞く機会がありました。そのとき話された言葉が印象深いです。他の団体は根拠法があって、法律に基づいて作られているから、法律で決められた範囲でしか活動ができない。でも JC は縛られるものがないから基本的に自由に何でもできる、と。今は様々な団体ができて、JC しかない時代から JC もある時代へ、と言われていますが、やはりJC しかない、ということはとても感じました。本当にJCは、なんでも挑戦できる団体です。そして、JC は背伸びする団体です。でも、しっかりと地に足をつけて、という前提があります。今の自分よりも少し高いところに挑戦していく、でもジャンプしてしまうと、足が地面から離れてしまう。そうではなく、地に足をつけながら少し高いところにトライしていきます。充実したJC活動だったと思います。最後の1年になりますから、気を引き締めてしっかりと務めていきたいと思います。
公益社団法人日本青年会議所 東海地区 岐阜ブロック協議会
WEBサイト
https://www.jaycee.or.jp/tokai/gifu
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