神戸町 藤井 弘之 町長

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切れ目のない支援で子育て環境をさらに充実。IC周辺の企業誘致により雇用創出も目指す

切れ目のない支援で子育て環境をさらに充実。IC周辺の企業誘致により雇用創出も目指す | 市町村長
切れ目のない支援で子育て環境をさらに充実。IC周辺の企業誘致により雇用創出も目指す | 市町村長

Interview

神戸町

藤井 弘之 町長

多様なメニューで家計や企業を支援

―― 令和4年7月4日に町長に就任して、約1年が経過しました。就任した当時は、新型コロナのちょうど「第7波」の頃でした。就任早々コロナ対応に追われたと思いますが、町はどのような支援を行いましたか?

藤井町長 上水道の基本料金を6カ月間免除しました。これはかなり喜ばれました。対象が全世帯です。水道を使わない人はいませんので、反響が大きかったです。さらに小中学生の給食費の6カ月間免除も実施しました。これも保護者の多くの方から「ありがたい」という声がたくさん寄せられました。これについては恒久化するということで、まずは中学生の給食費を令和5年度から無償化しました。小学校についても順次無償化していく予定にしています。町の指定ゴミ袋の無料配布も行いました。金額は大きいものではありませんが、これも毎日のものだということで喜んでいただきました。

 ごうど子ども未来応援金事業も実施しました。国も非課税世帯や多子世帯など子どもに支援金を出していますが、ほぼ18歳までに限定されています。でも、町民からは「高校を卒業してから仕送りなど、余計にお金がかかる」という声が数多く寄せられました。そこで、大学生、予備校生、専門学生などにも12万円を支給しました。これも「家計の助けになった」という声が聞かれましたので、実施してよかったと思っています。

 中小企業についても、売り上げが落ち込んでいますので、売り上げが20%以上減少した法人については10万円、個人事業者については5万円を支給しました。法人で71社、個人で140社からの申請があって、有効に機能したと考えています。

新たな給付制度も創設して 子育て世代を幅広くサポート

―― 続きまして、町長選で掲げた政策の実現に向けて、令和5年度に取り組む主な事業の内容について教えてください。

藤井町長 公約に掲げていたことの中では、一つは子育て支援・少子化対策が挙げられます。出産・子育てについては、妊娠がわかったとき、産まれるまでの期間、産まれたとき、そして産まれてからのときという4つの期間にわけました。4つのうち、国の支援が2つあり、町で2つを支援しています。まず妊娠届けが出たとき、国から5万円の支給があります。次に産まれるまでについては、町のパパママ準備金として5万円を支給します。3番目の産まれたときは、赤ちゃん訪問ということで国から5万円が支給されます。最後に産まれてからですが、はいはいベビー券を支給します。これはクーポン券なのですが、町内でおむつやミルク、肌着などに使うことができるクーポン券5万円分の支給を行っています。

 子育て関係では、先ほど中学生の給食費無償化という話をしましたが、小学生については今後無償化を予定していますが、5年度については食材が値上がりしたので給食費の値上げを行いました。そこで値上げ分について負担することにしました。

 ほかには、当町には就学前の子どもについては「おひさま」という子育て支援センター施設があるのですが、児童館がありません。「おひさま」が入っている施設は2階建てで、2階部分におひさまが入っていて、1階は高齢者向けの施設でした。それを改修して児童館にすることにしました。今年度中に設計をして、来年度から工事に取りかかりたいと考えています。

 高校生の通学定期についても補助を行います。町内の高校生については、大垣市はもちろんですが岐阜市や愛知県の学校に通う生徒もいます。そこで養老鉄道はもちろんですが、バス、JRも含めて最大6万円の補助を行います。

 小学校、中学校の体育館の空調整備も実施します。夏場、子どもたちに環境のよい場所で学んでもらいたいという思いがありますし、災害時には指定避難所になりますので整備を進めていきます。これはコストがかかる事業ですから一度にはできませんので今年度については神戸小学校体育館の空調整備を進めます。

 さらにプレミアム商品券があります。これについては他の市町でもすでに実施しているもので、15%から25%ぐらいのプレミアム率が多いです。当町は後発ということもあってプレミアム率を30%にしました。予算としては15千万円で、1億円分については紙の商品券で、残り5千万円については電子マネーです。71日から紙の商品券を先行して売り出したのですが、1億円の予算に対して14千万円ほどの申し込みがあり、抽選になりました。110万円を限度としているのですが、家族で合わせれば30万円、40万円になるとあって、家電など大型の買い物に充てる方もいるようです。これによって町内のお店の活性化にも役立つと思っています。

 防犯対策としては、中部電力と提携して防犯カメラを50カ所に設置します。主に小中学校に近い交差点の電柱に取り付ける予定です。また、自転車用ヘルメットの購入補助も行っています。

 企業誘致も進めます。当町には大野神戸ICがあるわけですが、東海環状自動車道も4年後には全線開通が予定されています。岐阜県は海がありませんが、全線開通すると四日市市までつながって港に直結するということで、すでに引き合いもたくさんいただいています。土地面積としては約20haですが、土地区画整理事業で組合を立ち上げて企業誘致を進めます。これによって雇用の創出にもつながりますし、まちの活性化もさらに進めていくことができると考えています。

10月には「神(ゴー)フェス!2023」を開催

―― 新型コロナの影響を受けていた観光やイベント関係については、これまでの反動により、今後、更なる活性化が期待できると思いますが、神戸町での状況はどうですか?

藤井町長 コロナ前までは「GO!ご~どんとこい祭り」ということで、町民が主体になった祭りがありましたが、コロナで中止を余儀なくされました。3年のブランクはありましたが、今年は「神(ゴー)フェス!2023」を10月に開催します。物販ブースやワークショップの開催があるほか、キッチンカーもたくさん来ますので、ぜひ多くの方に来ていただければと思います。

―― 観光関連についてはいかがですか?

藤井町長 町内には「日吉神社」「善学院」をはじめとする神社・仏閣がたくさんあります。観光ボランティアの活動も盛んで、最近、町内43カ所の神社を紹介したガイドブックを作成されるなど、神戸町の歴史と文化を伝え魅力の発信に努めていただいています。

循環型地域社会に貢献する 「ごうどバイオマス発電所」が運転を開始

―― 先日、神戸町内において、「バイオマス発電所」が稼働しました。昨今注目されている「持続可能な社会づくり」を進めていくうえで、町全体で、環境にやさしい社会を構築していくことが不可欠だと思います。神戸町では、環境問題への取組について、どのように対応していきますか?

藤井町長 先日、竣工式が行われたばかりですが、丸紅と中部電力の合同会社による「ごうどバイオマス発電所」が町内で運転を開始しました。県内の未利用間伐材を利用した木質専焼のバイオマス発電所ということで、循環型地域社会に貢献してくれると思います。合わせて、今年度は役場庁舎北側駐車場にEVの急速充電器を設置しますし、リサイクルの拠点施設「エコプラザごうど」が手狭になったので移転改修し、環境教育ができるようにします。また、今年度中にゼロカーボンシティの宣言も行い、脱炭素社会実現への取り組みをさらに進めていきたいと考えています。

 

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神戸町の情報

面積:18.77km2 人口:18,593人(令和4年12月1日) 町の木:もちの木 町の花:バラ

名所・旧跡・観光

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