美濃加茂市役所

〒505-8606 岐阜県美濃加茂市太田町3431番地1 
TEL.0574-25-2111 FAX.0574-25-3917
ホームページサポートメンバー


伊藤 誠一 市長

すべての健康のために歩き続けるまちを目指す

“歩く”をキーワードに健康を整えていく

―― 「WalkableCity 推進事業」の概要と具体的な取り組みについて教えてください。

伊藤市長 これまで総合計画を作ってきましたが、10年後にどういうまちになるかという将来像が共有されていなかったという反省があります。10年後、こういうまちにしたいということをしっかり共有したいという思いの中で、みんながしっかり歩き続けるまちにしたいという結論が出てきました。10年後の世界を想像した時、例えば小学校高学年は20歳ぐらいになり、社会を担っているかもしれません。子どもたちに、自分たちが住んでいるところはどんなところなのか興味を持ってもらいたいという思いで、6つの柱を絵本にしました。絵本を通して子どもと親が会話することで、まちづくりを考えるきっかけにしたいと考えて製作しました。健康というキーワードの中で、3つの健康が大事だと考えます。まず1つは、歩ける、丈夫な体を維持できるという体の健康です。さらに、行きたい場所があり、そこへ行こうとする気持ち、心の健康です。いくら体が丈夫でも、心が健康でなければ行くことができません。もう1つは、その目的地に一人ではなく、ご近所さんや地域みんなで行くことができるという繋がり、社会の健康があります。この3つを大きなテーマとして、「歩く」をキーワードに様々な施策を展開していきたいと考えています。

 女性たちがイキイキと輝く

―― 「Caminho 推進事業」の概要と具体的な取り組みについて教えてください。

伊藤市長 5年前に内閣府が推進した、まち・ひと・しごと創生における当市の計画が女性に特化した「Caminho 推進事業」です。当市は外国人の方が多く暮らしていて、Caminhoはポルトガル語で「道」を意味します。ブラジル人の女性がネーミングしてくれたもので、女性が生きる道という意味につながっています。事業計画書については、第1期は、少し堅い冊子を製作したのですが、多くの人に手に取ってもらえるようにと考え、今期は絵本にしました。行政は計画書など冊子を作ることは得意ですが、残念ながら広がっていきません。まして、市民が自分事に思わず、「あれは市役所が作ったものだから・・・」という雰囲気になっています。ですから、堅苦しいことを決めるのでなく、ベースだけを提供したところ本当に市民の皆さんが動いてくれるようになりました。

ベンチャーでビジネスをスタートされる方も少しずつですが増え始めています。元々、中山道は江戸と京都の間をお姫様が行き来して、姫街道と呼ばれていて、女性を受け入れる宿場町でした。そのDNAは今に続いていると思いますので、今後も女性の活躍をサポートできる施策を続けています。

人の声があり、生活の匂いがある宿場町へ

 ―― 「中山道観光推進事業」の概要と具体的な取り組みについて教えてください。

 伊藤市長 中山道太田宿は人が住んでいることに1つの特徴があります。元々、宿場町は、そこに人が住んでいていろいろな情報を発信していました。ですから、人の声があり、生活の匂いがある場所にしたいと考えています。ただ、中山道エリアから人が離れている現状があり定住率が下がっています。それをなんとか戻したいという思いがあり、住みやすい場所であることをPRしていきたいと考えています。定住していただき、更には沿道で趣味の店などを経営してもらうことができないかと考えています。その中で、先ほどのCaminho 推進事業と連携して、姫bizという起業を応援するプロジェクトを進めています。その中から、年間少しずつ店舗などを始める方が出てきています。もう1つは、中山道の歴史的な文化を市民に味わってもらいたいと考えています。かわまちづくり事業と連携して、渡し船を復活させたいという思いがあり動いています。可児市もかわまちづくり事業の中で遊歩道等の整備を進めていますので、一緒にできるといいのではないかという話も出ています。ただ、単に渡し船を復活させるだけでなく、民間の力を借りながら新しいアイデアも必要だと考えています。そう考えていたところ、「みのかも健康の森」と「ぎふ清流里山公園」にはジップラインがあります。私もやってみましたが、とても楽しいです。これは夢なのですが、渡し船と一緒に木曽川の両岸を結ぶジップラインができたらと考えています。

 インバウンド推進により多文化共生も進む

 ―― 「インバウンド推進事業」の概要と具体的な取り組みについて教えてください。

 伊藤市長 ヤマザキマザックが昨年秋、「ヤマザキマザック工作機械博物館」をオープンしました。これまでも外国からバイヤーの方々が年間に何千人も訪れていたのですが、その後は、当市に滞在することなく、名古屋などへ行くケースがほとんどでした。しかし、博物館のオープンによって、滞在する時間が増えてきたので、市内への滞在につなげたいと考えています。10月にはぎふ清流里山公園内に、マリオット・フェアーフィールドがオープン予定です。ホテルにはレストランがありませんので、こちらも市内のレストランと提携できないかと考えています。来年12月には「中部国際医療センター」もオープンする予定です。アメリカでは医療費用が高く、メディカルツーリズムとしてパッケージを作れば、需要があるという話もあります。そうした方々も滞在の可能性があるということで、外国の方々が当市を訪れる要素が重なり始めてきました。そこで、内閣府の支援を受けてツアーのパッケージを作り始めているのですが、当市にはブラジルやフィリピンの方々が4000人以上住んでいます。そうした方々にも参加していただいて、外国の方々の視点によるコースができ始めています。これによって、1つの変化も起きています。今まで日本人とブラジル人、フィリピン人の接点は薄かったのですが、例えばフィリピンの方が考えたコースを見て、「フィリピンの方は、この寺に興味があるの?」いった具合に、美濃加茂市のよさを再発見するタイミングになっています。そして、ブラジル、フィリピンの方々も、日本人と一緒に企画に参加できるのが喜びになり、自信につながっています。多文化共生という意味において、新しい変化が起きたことも意義深いことだと考えています。

 積極的に活用することで
里山を持続可能なものにしていく

 ―― 「里山活用事業」の概要の概要と具体的な取り組みについて教えてください。

 伊藤市長 健康の中で一番のポイントは自然の中でいかに動くかです。当市は広葉樹が多いのですが、針葉樹と違ってビジネスになりません。しかし、グリーンインフラと呼ばれていますが、災害の観点から見ても森は適切に整備する必要があります。同時に、農作物は深刻な鳥獣被害にも見舞われていました。そこで、森林組合の協力をいただきながら、整備を進めていました。すると、それを見た地域の方々が、私たちも手伝おうということで、里山の整備が随分進みました。以前は里山として機能してきたわけですから、そこを使わないのはもったいないということで、女性グループが「森のようちえん」など、様々なイベントを実施しました。その後は、ぎふ清流里山公園とみのかも健康の森をつなぐ散策道もつながってきて、そこを走るトレイルランナーも増えてきました。里山がアウトドアとして使えるという流れになってきています。現在は主に行政の方で整備を続けていますが、今後は森林ビジネスを立ち上げたいと考えています。群生している広葉樹のアベマキを使った商品を開発したり、里山体験ツアーを企画したり、ビジネスとまでいえるかどうかはわかりませんが、里山を守るためにお金が循環する流れを作ろうという考えで動いています。

 

美濃加茂市の情報

面積:74.81km2
人口:56,235人(平成28年10月1日)
市の木:むく
市の花:あじさい

名所・旧跡・観光

ぎふ清流里山公園(平成30年4月オープン)
みのかも健康の森(生活環境保全林)
中山道太田宿
おん祭MINOKAMO

隣接する自治体

関市|可児市|七宗町|坂祝町|富加町|川辺町|八百津町|御嵩町

商工会議所のご案内

美濃加茂商工会議所のホームページはこちら

サポートメンバー