多治見市 髙木 貴行 市長

Leader's Voice

「オール多治見」で市民が主役のまちづくりを実現

「オール多治見」で市民が主役のまちづくりを実現 | 市町村長
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Interview

多治見市

髙木 貴行 市長

多治見市で頑張る事業者を総合的に支援

―― 「創業支援と徹底したフォローアップ」の概要と取り組み内容についてお聞かせください。

高木市長 今まで行政が関わることは会社を立ち上げるなど単発的な話が多かったのですが、立ち上げた人たちが創業して、その後も成長していくという部分まで支援していきたいと考えています。当市では年1回、ビジネスプランコンテスト「TAJICON」を開催していますが、これについても企画にお金を出すだけではなく、継続的に行政や商工会議所がフォローアップして、事業を拡大していきましょうという活動を行っています。

―― 毎年、何社も創業されるのですか?

高木市長 TAJICONで大賞に選ばれた方が創業するのはもちろんですが、それ以外にも起業支援ルームがあって、そこをきっかけに会社を大きくしている方々もいます。起業支援ルームについては、おかげさまで満室です。今後もいろいろなチャレンジをサポートできる仕組みを作っていきたいと考えています。

インバウンド観光施策を推進するTIPが発足

―― 続きまして、「観光誘客促進・インバウンド事業の推進」の概要と取り組み内容についてお聞かせください。

高木市長 当市では、TIPというインバウンド事業に特化したプロジェクトチームが発足しました。当市の課題である宿泊の場所や、点在化している観光資源をいかに面として結んで売り込んでいけるかなどについて検討していきたいと考えています。国宝の「虎渓山永保寺」、日本三大修道院の一つといわれる「多治見修道院」のさらなる活用を考えていく必要があります。地場産業についても、これまではモノを売っていただけですが、今後は体験型などもどのように取り組んでいけるかなどについてサポートしていきたいと考えています。

現在はセラミックバレー協議会という民間主導の団体が動き出しています。その一環で、「本町オリベストリート」で「THE GROUND MINO」「かまや」など若手の皆さんが新しい発想でショップや施設を立ち上げてくれていますので、こちらもどんどん活用していきたいと考えています。

通称やくもと呼んでいる「やくならマグカップも」というアニメも積極的に活用していきたいと考えています。当市に特化したアニメであると同時に4人の声優さんについても全国的に有名な方々に担当してもらいました。第2弾まで完成していますが、第3弾の企画とともに、ブラッシュアップしてインバウンドにも活用できないかと考えています。

―― 「やくならマグカップも」は完成度の高いアニメですね。

高木市長 はい、そう思います。海外でのダウンロード数も伸びていて、中国だけで約600万ダウンロードです。もっとすごいダウンロード数を誇るアニメはたくさんあると思うのですが、そうはいっても600万ダウンロードはインパクトがありますので、これもよい活用法を探っていきたいと考えています。国内の方については、すでにやくもを見たことをきっかけに当市を訪れている方も多数います。ただ、そうした方々をうまく誘導できているかという部分については不足していると思いますので、新たな動線も作っていきたいと考えています。

世界的に活躍するアーティストが集うまち

―― 多治見市は焼き物のまちとして、土岐市、瑞浪市との連携についてはどうお考えですか?

高木市長 美濃焼ということでいえば、当市は商社のまちでしたから、土岐市や瑞浪市のいろいろな焼き物が買えるという特徴があります。一方、土岐市や瑞浪市は窯元が多いですから、今後は作っているところが見えるようになることも増えていくのではないでしょうか。ただ、当市は商社のまちといっても、作家も数多くいます。「多治見市陶磁器意匠研究所」の卒業生が数多く活動していて、世界的な評価も高くなっています。

 3市の連携についてですが、セラミックバレー協議会が発足して可児市も含めて、セラミックをどうPRしていくかについて力を入れています。その中ではやきもの、木工、アート、マルシェ、音楽などの複合的コンテンツを提供する「CERAMIC VALLEY CRAFT CAMP」が毎年、1市ずつで行われてきています。一昨年は瑞浪市、昨年は土岐市、今年は可児市で、来年は国際陶磁器フェスティバルに合わせて当市で開催されます。

―― 『美濃焼やタイルなど多治見の「宝物」を世界へ発信』の概要と取り組み内容についてお聞かせください。

高木市長 先ほど少し話しましたが、当市には多治見市陶磁器意匠研究所があります。私も先日、話をしましたが、卒業生は全国から集まってきていますし、大変魅力があります。全国から人が集まるのですが、卒業後も多くの方が当市に残って活動してくれています。それはなぜかというと、アーティストのコミュニティができていて、その中に入りたいと考える人が多いようで、その輪をもっと広げていきたいと考えています。その方たちが地場産業を支えてくれていますし、様々な活動をしてくれています。卒業生の中には世界有数のブランドと提携してて活動している方もいて、とても刺激的なコミュニティになっているようです。市としても廃業した窯元などをシェア工房にするサポートも行っていて、作家さんたちが定着してくれていますので、今後ももっと増やしていきたいと考えています。

―― 市内では、やはり焼き物関係の仕事に就いている方が多いのですか?

高木市長 そこまで多くはないです。名古屋のベッドタウンという側面も一部でありますし、企業誘致も進んできましたから、そうした方々の人口も増えてきました。ただ、歴史や文化、地場産業は作ろうと思っても作れるものではないと思います。ですから脈々と伝わってきた歴史・文化、地場産業は価値あるものですから、これからも守っていくと同時にしっかり活用していきたいと考えています。

―― 新市長として初めてのインタビューになります。非常に体が引き締まった印象があります。

高木市長 昔、FC岐阜にいましたから。大学が体育学部体育学科で教員免許も持っています。

―― すごい!アスリートですね。

高木市長 いや、昔のようにはいきません。ただ、なかなか時間が取れませんが、今も体を動かすことは好きです。あとは読書も好きです。気分転換にもなります。

―― お話を伺っていると、市長さんは非常に気さくな印象ですが、職員との関係性についてはいかがですか?

高木市長 まだ、なかなか時間がとれなくてゆっくり話せていないのが現状です。ただ一つ思っていることは、これまで歩んできて、人に恵まれたと思っています。自分一人で成し遂げたことはなくて、信頼できる仲間に支えられてきたので感謝の気持ちがとても大きいです。その気持ちを持ちながら、職員とも接していきたいと思っています。

 

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