INTERVIEW
Leader's Voice

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林 宏優 市長
林市長 山県市マリッジサポートセンターは結婚支援窓口として、市に住む結婚希望のある男女の結婚に関する支援を行い、登録相談を無料で実施しています。令和6年度の延べ来所相談件数は124件、成婚数 2件となりました。

林市長 これは、多子世帯への出産応援金により、多子世帯の経済的負担を軽減し、多子を産み育てる世帯を応援するものです。平成19年に山県市出産祝金条例を制定し、以降はよりよい制度の変更を続けてきました。令和5年度からは、「赤ちゃんほほえみ応援金条例」に変更して、支給額を再び増額しました。第3子10万円、第4子30万円、第5子70万円、第6子150万円、第7子以上310万円を、岐阜県の第2子以降出産祝金とは別に支給しています。
林市長 当市では、平成27年9月より3歳児から5歳児保育料無償化を国の教育・保育無償化(令和元年度から)に先駆けて実施し、子育て世帯への負担軽減を図っています。令和5年4月より0歳児から2歳児(未満児)の保育料無償化を保護者所得等に関わらず実施しています。認定を受けた時間以上の延長保育料を除き、全ての保育園児が、自己負担無しで通園することが可能になっています。
林市長 令和4年の2学期(令和4年8月29日以降)から、学校で調理して提供している学校給食について無償化しています。昨今の世界情勢および物価高騰によって、家計が苦しくなることが予測されます。少しでも子どもたちの支援をしたいという思いから、この事業を続けています。
林市長 私自身、2回がんになりましたが、たまたま早期に発見されました。1回目は、胃の内側を削っただけで済みました。今も半年に1度の受診は欠かさず行っています。その意味でも、検診を習慣づけることはとても大切だと思います。当市では、各種がん検診節目年齢無償化事業も行っていて、胃がん、大腸がん、肺がん、乳がん、子宮頸がんは、令和5年度より市独自の無料クーポン券を送付しています。クーポン利用者のうち、各検診を通じて5~7割の人が前年度未受診者でしたし、「予約の際に、クーポン券がいろいろ届いたので受けてみようと思った」「自己負担が無料なのはありがたい」という市民からの声も寄せられていますので、こうした事業を通じて、より多くの住民の受診行動を後押ししていきたいと思います。特定健診や後期高齢者健診についても、「無料なら受けてみようかと思う」という声もありますので、今後も健診が受けやすい環境整備を進めていきたいと思います。
林市長 これは、むし歯予防に効果のあるフッ化物溶液でぶくぶくうがいを行うもので、市が全額負担し、個人の負担はありません。平成16年から開始した事業なのですが、それまでは12歳児の一人当たり平均むし歯本数は全国平均を上回っていましたが、事業を開始したところ、効果が数値として現れました。令和6年12歳児の一人当たり平均むし歯本数は0.01本。令和元年からは0.1本以下を保っていて、全国的にみても良好な数値となっています。
林市長 これも子育ての一環として平成24年度からスタートしたもので、親御さんに対する費用負担の軽減として進めている事業です。
林市長 東海環状自動車道の高架下を駐車場にして、その隣に山県バスターミナルをつくりました。公共交通の拠点づくりを進めるとともに、障がいのある方や子どもたち、高齢者の皆さんの運賃を無料にしています。特に、様々な活動をしていただく際、無料で公共交通を利用できるということは出かけるきっかけになると思います。多くの方にご利用いただいて、元気で暮らし続けていってほしいと思います。

自主運行バスのハーバス
林市長 ありがたいことに、非常ににぎわっています。例えば、栗の季節になると、店がオープンする前から30人ぐらいの人が並んでいる姿を見ることもあります。3年ほど前には、栗を剥く機械を休みなく稼働していたら壊れてしまったというエピソードも聞いたことがあります。
林市長 今、一番課題として感じているのは、美山地域の夏場の混雑です。水がとてもきれいな地域で、オーバーツーリズム気味になっていますので、どのようにしたら緩和できるのか検討を重ねているところです。神崎から流れてくる水と、葛原から流れてくる水は温度が違います。二つの川の合流する付近では、子どもたちが、体が冷えてくると、川を移ったりしている姿を見ることもできます。バーベキューを楽しむ方も多いですが、最近はテントサウナも増えてきて、賑わいはさらに増しています。多くの方に来ていただくことは大変ありがたいことですが、混雑した状況と、どのようにバランスをとるかが少し難しい問題になっています。

美山地域の自然(神崎川)
林市長 こちらも盛況です。特に、イチゴのシーズンになると、イチゴが色づくのが間に合わないといわれるほど、多くのお客さんに来ていただいているようです。交流人口という意味では、当市内で一番多いかもしれません。当市内には、自然を活用した、たくさんの観光施設がありますので、今後も多くの方に楽しんでいただきたいと思います。

体験農園みとか

体験農園身みとか
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面積:221.98㎢
人口:24,396人(令和7年12月1日)
市の木:栗
市の花:ききょう
伊自良湖
明智光秀公の墓
四国山香りの森公園
白山神社(拝殿は国の重要文化財)
円原川の伏流水
九合の洞窟
山県市ふるさと栗まつり
みやま川祭り
いじら湖桜まつり
岐阜市|関市|本巣市
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