郡上市役所

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日置 敏明 市長

地域資源を生かして新しく仕事を創出する
「郡上カンパニープロジェクト」が進行中

 地域に深く根ざした郡上らしい挑戦

 ―― 郡上カンパニープロジェクト推進事業の概要と取り組み内容について教えてください。

 日置市長 カンパニーというと株式会社という意味に用いますが、ともに(com)パンを(panis)食べる仲間(y)という語源があるようで、同じ志を持った仲間で事を起こすという意味もあって、郡上カンパニープロジェクトと名付けました。現在は、どこの地域も雇用の確保、仕事起こしが必要ですし、都市部からの移住定住を進めています。よく「田舎暮らしがしたいから」という思いで、移り住んでくる方がいます。しかしそこで、「住む家は」「何で生計をたてるのか」といったことが問題になります。その2つの柱に沿った政策でもあります。

まずは、当市で暮らしている人たちに、地域資源を生かして、都会から来た人と一緒にこんな仕事ができるのではないかというアイデアを考えるプロジェクトパートナーを募集しました。そのアイデアに対して、都会から来た人にも参加していただいてアイデア磨きをしてもらい、事業構想をたてます。その後、都市部に住んでいる希望者に手を挙げてもらい、共同創業パートナーになってもらいます。その人たちに当市からも支援を行うというものです。今年で2期目に入っています。昨年は8つのプロジェクトがスタートし、今年は5つのプロジェクトがスタートしました。昨年の中からは、1つのプロジェクトが、すでに本格的な事業化もスタートさせています。

 改修補助事業なども実施し、宿泊施設を充実

 ―― 「観光立市郡上」推進事業の概要と取り組み内容について教えてください。

 日置市長 当市は、踊り、スキーなど様々な観光資源がありますので、それらを活用した総合的な施策を進めています。その中で、1つは、「泊まる場所がない」というお客様の声があり、宿泊施設の充実が課題になっています。市内中心部に旅館などがありますが、現在のお客様のニーズに合っていない部分がありました。そこで、平成29年度から3年かけて、民間宿泊施設の改修補助を実施しています。

もう1つは、市内に「郡上八幡ホテル積翠園」があります。元々は第3セクターでしたが、施設改修が思うように進まないことなどもあり、市に寄付していただきました。これを契機に思い切った施設整備をしてリニューアルオープンしました。従来は、すべて6名が定員の畳の部屋が8室あったのですが、現代は夫婦での旅行や1人での宿泊者も増えていますので、部屋の広さを抑え、逆に客室数は21へ増やすことで現代にマッチしたホテルとして生まれ変わりました。

さらにもう1つ、新しい動きがあります。「道の駅」に合わせてホテルを建設する動きが民間事業者の中で全国的に動き出しています。岐阜県内では、高山市、美濃加茂市、美濃市で同様な動きがあるようですが、当市においては、道の駅「古今伝授の里 やまと」の隣接地に建設予定があります。全85室という部屋数も多いホテルを来年秋にオープンさせるという話を聞いています。

 ―― 課題といわれていた宿泊施設がかなり充実するというわけですね。

 日置市長 はい。もう1つは、観光を進めるうえでは観光協会など組織がしっかりしていなければなりません。観光庁ではDMOという組織を全国的に作ろうという動きがあって、県内ではすでに高山市、下呂市ではできています。DMOは、観光地を経営する組織という意味ですが、当市でも今の時代に合った観光の経営を行う、きちんとした組織を作るための動きをスタートさせています。

もう1つ紹介したいのが、スポーツツーリズムです。その意味で、当市としてはラグビーやサッカーなどの合宿誘致にも力を入れています。2020年には東京オリンピックが開催されるわけですが、7人制女子ラグビーにおいて、コロンビア共和国とマダガスカル共和国のホストタウンに登録されました。6月には2つの国の代表チームがそれぞれ当市において合宿を行い、子どもたちとの交流も図ってくれました。

 “大正の大火”から100年。まちづくりの歴史がわかる施設を整備中

 ―― ほかにも観光についての話題はありますか?

 日置市長 街並みの整備にも力を入れています。当市の北町は平成24年、伝統的建造物群保存地区に選定されました。以来、電柱の地中化を進めています。現在、電線を地中に入れる事業が進行中で、電柱を抜く事業も今年度中に完了する予定になっています。また、街中に「まちなみ交流館」を建設します。当市の街並みがどのように整備されてきたかを観光客の皆様にご覧いただける施設として完成する予定になっています。それというのも、当市は古い町並みといわれますが、大正8716日、大正の大火という八幡の人にとっては忘れられない大火事があって約600軒の民家が焼けてしまいました。しかしその後、江戸時代から続いた町割りを尊重しながら築いてきたのが、現在の古い町並みです。今年が大火100年でもあるし、古い町並みの再建100年でもあります。節目の年なので、まちなみ交流館を整備して、江戸時代のまちづくり、大正の大火以降のまちづくりを紹介する予定になっています。

 生活文化としてのおどりを振興

 ―― 「日本一のおどりのまち郡上」推進事業の概要と具体的な取り組みについても教えてください。

 日置市長 郡上おどりには年間約30万人前後、白鳥おどりに年間約10万人前後の観光客が訪れます。2つのおどりは、踊っている人と見ている人にわかれるのではなく、来た人みんなが踊れるおどりです。ただ、地元の人がたくさん踊ることが1つの魅力なのですが、最近やや減少傾向です。そのため、ポイント制なども導入しながら地域住民がさらにおどりに親しんでもらえる施策を進めています。中でも郡上おどりについては、地元の中学生の関心が高まってきて、3年ほど前から「ゆかた DAY」と称して、浴衣を着て街中に繰り出したり、郡上おどりを披露してくれています。観光寄りになりすぎるのではなく、生活文化としてのおどりを振興していきたいと考えています。

今年は430日から51日の改元に合わせて、新元号を徹夜で祝う郡上おどりを開催したところ15000人の方が集まってくれました。よいきっかけになったと思います。今年も多くの方々がおどりに来ていただけることを期待しています。

 

 

郡上市の情報

面積:1,030.79km2
人口:38,900人(令和2年5月1日)
市の木:もみじ
市の花:こぶし
市の魚:あゆ

名所・旧跡・観光

郡上おどり(重要無形民俗文化財)
郡上宝暦義民太鼓
白鳥おどり
宗祇水(名水百選)
古い町並み
郡上八幡城
郡上八幡旧庁舎記念館
大滝鍾乳洞
阿弥陀ケ滝(日本の滝百選)
石徹白の大杉 (国の特別天然記念物)
日本土鈴館
めいほう牧場
めいほうスキー場
美並ふるさと館(円空ふるさと館・美並村生活資料館)
分水嶺公園
牧歌の里
古今伝授の里フィールドミュージアム
白山文化博物館

隣接する自治体

高山市|関市|美濃市|下呂市

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