白川町役場

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横家敏昭 町長

木質資源活用における
次世代型の実証実験や研究を進める

新庁舎建築は町民が一体になった協働プロジェクト

―― 最近の白川町の新しい動きについて教えてください。

横家町長 庁舎を建て直す必要があります。裏側の傾斜地は土砂災害特別警戒区域にも指定されていて、早急な建て替えが必要です。現在、場所を選定中ですが、場所が決定次第、木造で建てたいと考えています。建て替えに当たっては、町内産の桧や杉を活用したいと考えています。そのうえで、町民の皆さんには木材を寄付してもらって、参加意識を持っていただきたいと思っています。また、町内の建築業者は産直住宅の取扱件数では全国トップクラスの実績があります。そうした皆様方との協働プロジェクトとして進める方向で考えているところです。

―― 場所が決定次第、取り組みを進めるということですが、設計は進んでいますか?

横家町長 春に、森林による産業振興、木材産業の担い手育成、森林管理、森林整備、森林の利活用などについて岐阜県立森林文化アカデミーと協定を結びましたので、場所が決定した後は、設計についてもお願いしたいと考えています。

岐阜県立森林文化アカデミーと連携

―― 岐阜県立森林文化アカデミーと協定を結んだということで、すでに様々な取り組みも進んでいるようですね。

横家町長 はい。スマート林業という形で、無人で様々な森林整備を進めることができないかという実証実験を進めています。林業の造林や育成作業については、林地の多くは勾配がきつく、危険な場所が多いです。そこに大型機械が入り作業が行うわけですが、労働災害の危険が伴います。そこで、木を伐る機械を無人で操作する試験を行い、将来的には無人化機械の開発につなげていきたいと考えています。また、アカデミー卒業生の当町での就業も進んでいます。

―― 木材の活用についても新たな取り組みを進めているようですね。

横家町長 はい。これまで伐採した枝は山に捨ててくることがほとんどでしたが、枝についても利用し、木をまるごと利用するシステムを構築したいと考えています。木材はバイオマス燃料としての需要も高いので、現場で枝をチップ化してトラックに積んでバイオマス燃料として活用するシステムの構築を、2年後を目途に進めていきたいと考えています。

最大の資源である木材出荷額の倍増を目指す

―― 木材はバイオマス燃料としての需要もあるという話がありましたが、現在の主な供給先はどんなところになるのですか?

横家町長 やはり現在も建築の材料として利用されるケースが多いです。ただ、かつては建築業者が自社の製材工場を持っていたので、建築業者が購入することも多かったのですが、近年は大手の製材業者が購入するケースが増えています。当町にとって、木材は最大の資源です。現在は出荷額を倍増したいと考え、販路拡大の取り組みも進めています。おかげさまで、販路の開拓が順調に進み、四国地方や中国地方への出荷も始まっています。四国地方の取引先では、当町の桧を板にしてアメリカに輸出しています。多くは外装材として利用されています。

―― 最大の資源である木材をフル活用するというわけですね。

横家町長 はい。先ほど枝に至るまで木を丸ごと利用するという話をしましたが、木質資源はナノチューブ化が可能で自動車や航空機の素材として活用できるという研究が進められています。そうした次世代高度産業が確立した場合に備えて、現在から木をまるごと活用できるシステムの構築を進めているというわけです。そのため、現在は桧を主体に植林して進めていますが、生育するまでに100年かかるようではコストが合いません。岐阜県立森林文化アカデミーと連携して早生樹の植林についても研究を進めています。建築においても無垢材をそのまま使うよりは集成材として利用するケースがどんどん増えています。今後、林業のあり方もますます大きく変わっていくと思います。

 

白川町の情報

面積:237.89km2
人口:7.339人(令和2年5月1日)
町の木:ヒノキ
町の花:岩つつじ

名所・旧跡・観光

飛水峡
美濃白川ふるさと体験村
水戸野のしだれ桜 
クオーレふれあいの里/大正川原キャンプ場
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