土岐市役所

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加藤 淳司 市長

皆さんと一緒に考え、育みながら
愛着と誇りをもてるまちへ

駅周辺の再生まちづくりを進める

―― 愛着の持てる まちづくりに対する想いをお聞かせください。

加藤市長 子どもたちが健やかに成長できる環境づくり、あるいは仕事と子育てが両立できる環境づくりが大事だと思っています。合わせて、愛着や誇りという意味では、市内には豊かな歴史や文化がありますので、それらを活用して産業、コミュニティの再生に生かしていきたいと考えています。

また、JR土岐市駅周辺の賑わいがなくなっていたことが長年の懸案としてありましたが、どういうまちづくりができるかについて皆さんと一緒に考えていこうということで、今年度は予算措置をさせていただきました。イメージとしては例えば、まちなか居住といった形を進めることで賑わいを取り戻すことができないかなど、あらゆる可能性を検討したいと考えています。

―― ビルが建つということですか?

加藤市長 ビルが建つというイメージではありません。駅周辺に空き地があるので、そこを活用して何かできないかと考えています。

―― 大きな商業施設ができるというイメージですか?

加藤市長 郊外にはイオンモール土岐や土岐プレミアム・アウトレットがありますし、それぞれの地域に密着した形でスーパーもあります。この頃は駅の方に買い物に来るというスタイルから変化していると思います。大きな商業施設は立地的にも難しいと思います。

そうはいっても名古屋駅まで1時間以内で通勤可能な利便性の高いエリアですから、「居住」という面にスポットを当てた活用ができないかと考えているところです。子育ての面では駅周辺に子ども園を整備しましたし、クリニックもあります。子育て世代をターゲットに何か考えることができるのではと思っています。

―― 観光についてはいかがですか?

加藤市長 プレミアム・アウトレットは岐阜県では観光入込客数が一番多い施設ですし、イオンモール土岐が昨秋オープンしました。当市はここ数年で商業エリアとしてのポテンシャルが格段に引き上げられました。

そうしたなか、市の象徴である陶磁器をテーマに、その豊かな歴史や文化をさまざまな角度から魅力化して提供することで、シビックプライドの醸成やビジターとの交流、賑わいを生み出す「美濃焼」のランドマークのような博物館の整備を計画しているところです。

また、泉地区北部では、スノーピークとタイアップしてレクリエーション活動の拠点となるキャンプ場を整備しようとしているところです。これらは観光にとどまらず、新しい交流を生み出すフックになると考えています。

子どもを大切にするまち

―― 子育て支援の取り組みについて教えてください。

加藤市長 イオンモール土岐の中に多機能型の子育て支援拠点施設を設置しました。親子の交流や子育て相談、専門スタッフによる子育て支援などの多機能を大型商業施設の中に備えたのは、岐阜県内で初めてです。「ときめっく」の愛称で親しまれ、土岐市民だけではなく多治見市や周辺の地域からいらっしゃる方も多く、気軽に交流できる場所になっています。

また、現在市内には子どもを預かる施設として、保育園、幼稚園、こども園という3つの施設があります。それぞれ性格も違いますし、預かる時間も違いますが、令和6年4月から市内全域の施設をこども園化することとしています。親御さんのニーズに柔軟に応え、利便性を高めることで子育て支援を充実させたいと考えています。

読書推進と教育環境の向上

―― 地域を支える ひとづくりに対する想いをお聞かせください。

加藤市長 市長就任時から取り組んでいる読書の推進は引き続き進めていきたいと考えています。また、学習環境の充実も図っていきたいと考え、ICT支援員の配置や学校支援員あるいは教科専門教師を入れていこうという取り組みも始めました。

部活動の地域移行を進めるにあたっては、地域と学校の関係も高めていきたいと思っています。幸い当市の場合、大半のスポーツ系には保護者クラブがあります。少子化によって1つの学校だけでは部員が不足する課題については、複数の学校でチームを作るという動きがでています。

 地域を支えるひとづくりという観点では、ふるさと土岐市の伝統・文化、自然、産業を知る機会も増やしていきたいと考えています。

地域医療体制の確保充実を図る

―― 健やかでいきがいのもてる暮らしづくりに対する想いをお聞かせください。

加藤市長 市長就任後、市民の健康増進やフレイル予防の取り組みとして「ときげんきプロジェクト」をスタートさせました。こうしたソフト事業とともに、これからの東濃中部地域の医療を支えるため新病院の設置を進めています。

―― 新病院の設置について教えてください。

加藤市長 新病院の設置は隣接する瑞浪市と共同で取り組んでいる事業で、令和8年2月の開院を目標としています。現在、当市には土岐市立総合病院が、瑞浪市には東濃厚生病院がありますが、両市の人口が10万人を下回る中、同規模の病院を2つ維持することは医師の確保の面でも非常に難しいです。また、今後の少子化、人口減少などを踏まえどう両病院を運営していくかという課題がありました。こうしたことから、両病院を統合し、医師確保にしっかり取り組みながら、この先も市民の皆さんに安心していただけるような医療提供体制を守っていきたいと思います。この統合が1+1の2ではなく、3にも4にもなるよう、例えば、この地域で弱かった産婦人科などの診療科目にも取り組んでいきたいと考えています。

これらのことを支えていくには、なんといっても持続可能な行政サービスが提供できるかどうかにかかってきます。何よりも行政側の体制をしっかり作っていかなければならないと考えています。

土岐市の情報

面積:116.16km2
人口:55,935人(令和4年11月30日)
市の木:ヒトツバタゴ 
市の花:キキョウ

名所・旧跡・観光

陶史の森
土岐市立陶磁器試験場「セラテクノ土岐」
織部の里公園
若人の丘
土岐市温泉活用型健康増進施設「バーデンパークSOGI」(曽木温泉)
土岐プレミアム・アウトレット
土岐美濃焼まつり

隣接する自治体

瑞浪市|可児市|多治見市|御嵩町

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