羽島市役所

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松井 聡 市長

コンセプトは「迷わない・歩かない・書かない」

新庁舎が11月に開庁

―― 新庁舎の工事が間もなく完成しますが、新庁舎について教えてください。

松井市長 現本庁舎は昭和34年の建設で、専門家の方々に審査をしていただいたところ、県内で最も老朽化が著しい危険建物であるという判定でした。建物の耐震性能を表す指標であるIs値では、100点満点の25点でした。公共施設のアンダーリミットが60点ですから、とても持ちこたえられません。残念ながら私が市長に就任した当時は、庁舎の建て替え基金はゼロでした。そのことを市民に丁寧に説明しながら、なんとか7億円以上の基金を積み立ててきました。そして、総務省により新たに創設された地方債制度と環境省の庁舎に関するエネルギーの補助制度を有効に活用して、111日から開庁することになりました。床面積は約9,700㎡になります。新庁舎は、現在の本庁舎、中庁舎、北庁舎、教育センターすべて含めたものになりますので、現本庁舎の約2倍の床面積になります。

―― 新庁舎は何階建てになりますか?

松井市長 5階建てですが、5階は機械室となりますので、実質的には1階から4階までの部分を使用することになります。

―― 庁舎内はどのような構成になるのですか?

松井市長 職員が「迷わない・歩かない・書かない」というコンセプトを作ってくれました。現本庁舎の1階は、建設、環境部門ですが新庁舎では1階に市民部門を配置します。市民部、健幸福祉部があります。転入、転出はもちろんですが、出生、お弔いがあると、役所内を右往左往するケースがありますので、ワンストップで対応できる体制を1階で構築したいと考えています。さらに、お年寄りの場合、申請書類等の作成が困難なケースがあります。そこで住所、氏名などが自動印字できるシステムも導入したいと考えています。2階が、建設部、産業振興部、上下水道部、生活環境部です。3階は教育委員会、企画部、総務部、市長、副市長の部屋という構成になります。そして4階は議会関係の階層になります。1階には市民課コンシェルジュを配置して、住民票等の発行や住民異動などの手続きを迷わないという形でのご案内ができるようになっています。また、少し大きめのフラッグ的な案内表示を設置してわかりやすさにも配慮しています。

―― 住民サービスがワンストップで受けられるようになるので、市民にとっては利便性が高まりますね。

松井市長 はい。私は基本的なコンセプトは話しましたが、それに基づいて階層ずつの想定されるプロジェクトに応じて、職員が自分たちでレイアウトしてくれました。担当課がワーキングチームを作って、自分たちの仕事がしやすいようにレイアウトを練ってくれたことは本当に良かったと思います。

羽島IC南部地区を市街化区域に変更

―― 企業誘致についても教えてください。

松井市長 岐阜羽島ICの東側の区域22haについては、私が市長に就任した当時は既存の企業を含め17%弱の企業進出率でしたが、現在は90%を超えています。そこで岐阜県と協議のうえ、本年5月に岐阜羽島IC南部地区一帯を市街化区域へ編入しました。私は市職員時代に岐阜羽島IC南部地区のバロー、岐阜県立看護大学の誘致プロジェクトを担当した経緯がありますが、これらバローと岐阜県立看護大学周辺エリアでの企業誘致を進めています。進め方としては、このような場所で企業が個別に進出すると必ずデッドスペースができます。そのため全体で開発を進めることができる企業を公募し、その企業が責任をもって、地権者の皆さんの協力のもとでこのエリアを開発する方向で企業誘致を進めています。現在は地元説明会に入っているところですが、センコーの物流センター、コストコ、バロー、岐阜県立看護大学と一体になっているこのエリアの空白地が埋まれば、このエリアのまちづくりが概成すると考えています。

事前の一手 財政の安定化対策の実行

―― 続いて、財政の安定化対策について教えてください。

松井市長 よく市民の皆様に申し上げるのですが、62年ぶりの新庁舎建設は、家庭で言えば本家普請です。本家普請をするにはローンを組まないといけないし、需要に即した形でリーズナブルなものでなくてはならないです。そうしたときに、優先的にやらなければならない仕事と、少し辛抱してもらわなければならない仕事があります。そんな中で当市にとってとても重要な課題は、公共料金の見直しをまったくしてこなかったことです。一つの問題は公共下水道問題です。下水処理場は作ったのですが、その後の進捗率が非常に低いです。一つの改革として、市街化調整区域の水洗化については合併浄化槽でもいいです。処理場の近くだけは特例ですということを国土交通省に認めてもらいました。高齢化が進んでいる地域で加入率を上げようとしても難しいですから、まずはその辺りを改革しました。

―― 下水道料金の見直しに着手されるようですね。

松井市長 はい。当市は県下で水道料金が一番安い市でした。その情報を開示したうえで、水道施設の耐震化整備など必要な資金を確保する必要があることなどをしっかり説明し、平成314月に料金改定を行いました。上水道に比べて下水道の財政状況は厳しくて、起債した借金返済だけで毎年約10億円の費用がかかるという財政上の欠陥を治す必要があるわけですが、上水道に続いてすぐ下水道の値上げをするわけにもいきません。ただ、国からある程度まで料金を上げて収支のバランスを取らなければならないという指導に基づき、財政支援を受けることができますので、その点について協議しているところです。

―― ごみ問題にも取り組んでいますね。

松井市長 はい。広域のごみ処理施設組合で、岐阜市、笠松町、岐南町、当市は可燃ごみの処理費用の住民負担が無料でした。県内でそれ以外の市町村はすべて有料です。長年に渡り、他自治体よりも優るサービスを提供してきたわけですが、新たな次期ごみ処理施設建設用地が決定しました。その中で、各種団体が集まった50人程度の会議では「有料化が望ましい」という声が多く寄せられましたが、暮らしに関わる様々なことをすべて値上げするわけにもいきませんので、最初に上水道の改定を行いました。そして10月からごみの有料化をスタートさせます。

岐阜連携都市圏への加入を目指す

―― 最後に広域連携について教えてください。

松井市長 近所づきあいは地域も市町村も同じです。お互いがお互いのメリットを理解して信頼関係を結ばなければなりません。当市は事業に対するメリット、デメリットを考察しながら、参画については慎重に取り組んできました。その関係で、先ほど申し上げた22町のごみ問題に関する協議も地元、組合と重ねてきたわけですが、組合長を務めている岐阜市にも理解をいただいて、新しい用地も決まりました。今後、区画整理が完了すれば、それと同時に完了できるという正当なスケジューリングを組むことができました。これは自治体連携としては大きな成果になったと思います。すでに医療関係では、岐阜市民病院と羽島市民病院は連携しています。岐阜市民病院が持っているメリットと羽島市民病院が受け持つことができる回復期の治療などお互いのメリットを生かし、医療連携を進めています。今後は、さらに福祉、教育などの分野においても連携を考えています。すでに岐阜圏域では、平成29年度に43町(岐阜市、山県市、瑞穂市、本巣市、岐南町、笠松町、北方町)からなる、連携中枢都市圏(岐阜連携都市圏)が形成され、連携事業が実施されているわけですが、当市としても4月に岐阜連携都市圏域への加入に向けた協議の申し入れを岐阜連携都市圏構成市町に対して行い、連携事業について、現在、岐阜市をはじめとした岐阜連携都市圏参加市町と協議を重ねながら検討を行っているところです。

羽島市の情報

面積:53.64km2
人口:67,279人(令和3年6月1日)
市の木:貝塚伊吹
市の花:美濃菊

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