各務原市役所

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浅野 健司 市長

コンセプトは「みんなにやさしい庁舎」
新庁舎高層棟が完成

健康増進につながるフレイル予防

―― 元気に快適に住み続けていただくためにということで、フレイル予防事業について教えてください。

浅野市長 高齢者の皆様にご自身の健康状態について気づいていただこうということでスタートした事業です。令和34月には高齢福祉課内に健康長寿係を新設して、保健師、管理栄養士、理学療法士、社会福祉士など多様な専門職を配置し、フレイル予防の推進体制を整備しました。こうした専門職がチームを組み、ボランタリーハウスを訪問してフレイルチェックの事業を行っています。すでに20を超える団体から予約が入っており、市民の関心が高い事業になっています。

 この事業の一環として、フレイル予防のサポーター研修も実施しています。これはボランティアを養成する事業ですが、研修後には、受講者の方にサポーターとして活躍していただきます。昨年度だけでも38名の方に受講していただき、令和3年度についても42名の方に受講していただいています。受講者の方の意見としては、「フレイル予防についてたくさん知ることができた」「地域の皆さんの健康寿命をアップさせる活動を行っていきたい」などの積極的なコメントをいただいていますので、さらにフレイル予防の認知が高まり、健康長寿につながるのではないかと思っています。

―― 今後の取り組みについても教えてください。

浅野市長 令和310月には市内3か所でフレイルチェック大会を開催する予定です。3か所のうち2か所には入浴場がありますので、参加していただいた方には施設利用無料券を配布して、高齢者の方が外出するきっかけになるような取り組みも合わせて進めていきたいと思っています。11月には市内にある中部学院大学との連携によってフレイル予防講演会(仮称)も予定しています。

新交通システム「チョイソコかかみがはら」が本格始動

―― チョイソコ事業についても教えてください。

浅野市長 「チョイソコかかみがはら」は、令和210月から鵜沼南エリアで試行的に実証運行を開始しています。特徴としては運行時間内に決まったダイヤがないことです。バスであれば定時に停留所へバスが来るわけですが、チョイソコは決まったダイヤがないので非常に便利です。運行時間内であれば最短で発車20分前までの予約受付が可能です。1回の乗車は400円ですが、高齢者や障がい者の方については半額割引の制度があります。事業に協賛していただいたスポンサー企業には停留所が設けられますので、地域の病院や店舗に行くことができ、地域と一体となった事業になっていると思います。

 もう一つの特徴は、タクシーであればドアtoドアですが、金額が高くなります。バスであれば、停留所まで行く必要があります。しかし、チョイソコは違います。週に23回はゴミを出しに行くと思いますが、例えばゴミの集積場が乗降所に設定されています。歩いていくことができる場所が乗降所になっていますので、そうした点では非常に利便性が高いと思います。

―― 利用状況はどのような感じですか?

浅野市長 運行から9か月が経過したわけですが、すでに1,100人以上の方に利用していただいています。今後、会員数もさらに増えていくと思います。実際に利便性の高さについては、多くの方が感じられているようで、7割以上の方が2回以上の利用をされています。そもそもチョイソコかかみがはらをスタートしようと考えたきっかけは、高齢者の方の交通手段の確保とお出かけの促進を一体的に進めることでした。ですから、通常であれば、ひとつの課が担当するわけですが、今回は公共交通を担う産業活力部と、健康増進を目指す健康福祉部がタイアップして、一体的に進められたという意味では大変よい事業になっていると思います。それらに加え、3月には教育委員会の文化財課とスポンサーである「恵の湯」がタイアップして遺跡巡りウォーキングを企画したり、「健康館フェニックス」と健康講座などの連携企画も実施してきました。

―― 今後の取り組みについてもお聞かせください。

浅野市長 医療機関は9時頃から診察が始まるところが多いわけですが、運行のスタート時間も9時でした。「もう少し早めにお医者さんに行きたい」という声が多く寄せられましたので、運行開始を8時からに拡充しています。また、既存の公共交通であるタクシー会社との共存共栄を図る必要もあります。市内に5つのタクシー会社がありますが、タクシー事業者と連携した運行を実施していきます。今月はA社、来月はB社というように輪番制でやっていくわけですが、全国初の試みではないかと思います。さらに実施エリアについては令和410月予定ですが、須衛、各務、八木山エリアの追加を計画しています。

市民の安全・安心な暮らしを支える

―― 新たな防災拠点ということで、新庁舎高層棟の完成についてお聞かせください。

浅野市長 新庁舎高層棟については令和3824日に竣工式を迎えることができました。そもそも現在の庁舎は耐震性能を示す数値が0.28ということで非常に低かったです。通常業務を行うのに0.6、防災業務兼ね備えるとなると0.9以上が必要という中で非常に低い数値でした。そこで、建て替えと耐震補強を比較検討し、最終的に建て替えに決定しました。その後は基本構想に基づいて、場所、建物の規模、導入する機能、スケジュール、財政計画など新庁舎建設の具体的な方針について議論を重ねて、市議会や市民の皆様の意見を踏まえた形で基本計画を策定しました。基本計画においては、市民ワークショップ、市民説明会、パブリックコメント、そして障がい者の方などによるユニバーサルデザイン意見交換会なども開催して、本当に多くのご意見をいただきました。その後、実施計画を策定して、2年前の令和元年8月に工事がスタートしました。この先、さらに市民交流の機能を持つ低層棟を建設します。駐車場の整備なども含め、令和53月末ごろの全面供用開始を目指しています。

―― 新庁舎が目指す姿についてもお聞かせください。

浅野市長 市民に親しまれる庁舎であることはもちろん、誰もが利用しやすい庁舎を目指しています。そして環境にやさしく機能的で効率的な庁舎も目指していきたいと考えています。また自然災害がいつ発生するかわからない状況なので、防災拠点という機能が果たせることも一つです。特に災害発生時については市民の皆様の安全・安心な暮らしを守ること、そして支えるために迅速な対応が求められます。極力、普段と変わらない市民サービスを提供することが行政の使命だと考えます。グランドオープンに向けて、災害対策拠点そして市民サービス拠点として、市民の安全・安心な暮らしを支え、みんなにやさしい庁舎の完成に向け、この先も着実に取り組んでいきます。

防災面の機能強化も図る

―― 未来へ向けた新たな事業として、新総合体育館についてお聞かせください。

浅野市長 現在の総合体育館については昭和58年建設であり、約40年が経過しています。観覧席は300席以下で、駐車場が140台分しかありません。市街地の中にあり、名鉄新那加駅とJR那加駅の北側に立地しており、駅から徒歩約3分と利便性は非常によいのですが、土地に余裕がないため駐車場の増設は非常に難しい状況にあります。さらにメインアリーナに空調設備がなく、夏になると館内温度が上昇しますので利用者の身体的負担につながっています。もう一つ、一部の競技においてはコートが規格に適していないため、正式な大会を開くことができないという課題もありました。こうしたことから市のスポーツ協会や市議会のスポーツ議員連盟からも何度も要望が出ていたことを受けて、新たな体育館を建設することを決意しました。

―― 今後はどのような動きになるのですか?

浅野市長 すでに、基本構想を策定したところです。令和3年度については基本構想を踏まえて、整備に向けた基本計画を策定する業務に着手しています。新たな体育館の整備にあたっては、体育館としての機能はもちろんですが、防災機能を兼ね備えるなどスポーツ以外の機能も充実させることが必要だと考えています。この事業を進めることで防災面の機能強化も図っていきたいと思います。

―― 新特別支援学校についてもお聞かせください。

浅野市長 現在の市立の特別支援学校は高等部の知的障がいのある生徒さんが通っており、小中学生や肢体不自由のお子さんについては、関市か羽島市まで通う必要があります。親御さんが送迎するか、学校の送迎バスを利用することになるわけですが、緊急の呼び出しがあった場合は関市か羽島市まで行かなければならなく、保護者の方の負担が大きいのも課題としてあります。住み慣れた地域で安心して暮らすことができる社会を実現するため、かねてより要望が多かった知的障がいの方に加え、肢体不自由、病弱の児童・生徒を対象にした小中高一貫校の特別支援学校を整備する方針を決めました。

 令和2年度には岐阜地域及び市内の教育・福祉分野の関係者による基本構想策定委員会を設置して、いろいろなご意見をいただきました。特別支援学校に期待される教育活動はもとより、市内の小中学校における特別支援教育あるいは福祉サービスとの連携、そして切れ目のない支援体制の構築などについて意見交換を行いました。基本構想の中では、共生社会の実現に向けた学びの場づくりを目指して、社会に開かれた教育課程、教育と福祉の連携による支援の重要性など特別支援学校の目指すべき姿あるいは地域において特別支援学校が果たす役割を整理して、整備の基本理念と方向性をまとめました。目指すべき姿としては、教育目標、教育の重点を継承しつつ、新たに小学部、中学部を設置しますので、今後充実を図る機能について5項目を打ち出しました。①生きる力の育成を目指して、一人ひとりの教育的ニーズに応じ、個々の能力や可能性を最大限に引き出すことができる学校、②将来の自立、そして社会参加を目指した教育課程の下に児童・生徒一人ひとりの自己実現を目指す学校、③安全・安心な教育環境のもとに児童・生徒自身が楽しく豊かに学ぶことができる学校、④保護者、市民に開かれ、共生社会を目指す学校、⑤特別支援教育に関する情報提供や啓発など本市の特別支援教育の拠点としての役割を果たす学校であります。令和3年度は昨年度に策定した基本構想、基本計画を踏まえて基本設計に着手しています。来年の秋ごろを目途に実施設計を策定し、令和5年頃から建築設計業務を開始し、令和74月の開校を目指し、事業を推進しています。新たな特別支援教育の拠点となる学校の誕生をぜひご期待ください。

 

各務原市の情報

面積:87.81km2
人口:146,624人(令和3年6月1日)
市の木:松
市の花:つつじ

名所・旧跡・観光

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日本ライン
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「世界淡水魚園水族館(アクア・トトぎふ)」
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