笠松町役場

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古田 聖人 町長

落ち着いた暮らしを楽しむ
まちづくりのキーワードは“ラストリゾート”

歴史と文化があり、郷土愛が強い

 ―― 町の魅力についてどのように捉えていますか?

 古田町長 町政130年以上の歴史があり、それに基づく文化があります。そして、木曽川の豊かな自然があり、町民性についても若い方から年配の方まで郷土愛が非常に強いと感じています。ボランティア団体やまちづくりに取り組んでいるNPO団体もたくさんあり、これはお金では決して買うことができない財産だと思っていますので大切にしていきたいと考えています。

 ―― 地域ごとの活動が盛んというわけですね。

 古田町長 はい。町内会が非常にしっかりしています。大名行列を再現したり、雨乞いの芭蕉踊りがありますし、春祭りなどでは各地区でお神輿を出して練り歩きます。その意味では、地域の絆は非常に強いと感じています。



 公共の足である町民バスの利便性を向上させる

 ―― 町としての課題はどこに感じていますか?

 古田町長 高齢化が進み、高齢者の福祉という中で、公共の足である町民バスについてルートを見直したり、増便するなどして利便性を高めてほしいという声があります。これについてはできるだけ早く対応できればと考えています。これは地域包括ケアとも関連します。移動する足がないと、どうしても家の中に閉じこもりがちになってしまいます。地域との交流に参加できない方が増えていくと、寝たきりや認知症の増加にもつながりますので、町民バスの利便性を高めて、病院や買い物、地域の集まりにも活用してもらえるよう、さらに利便性を向上させたいと考えています。

 ―― 全国的に人口減少が進む中では、人口対策についてはいかがですか?

 古田町長 当町の面積は約10㎢ですが、そのうち3㎢は河川敷です。特に南部は市街化調整区域がありますので、家を建てられるスペースが思ったほどありません。そうした制約がある中、どう差別化を図っていくかは大きな課題です。そうした背景の中でブランディングに力を入れていくことは1つの方法だと考えています。歴史と文化があり、自然に恵まれています。文化的な活動も盛んです。ワンランク上のまちであるというイメージを作ることで、意識の高い方々を寄せたいという思いがあります。

 若い職員のアイデアを積極的に採用

 ―― 観光についてはいかがですか?

 古田町長 「笠松みなと公園」は、春は桜がとてもキレイですし、夏はBBQで賑わいますし、8月には「笠松川まつり」で花火も打ち上げられます。10月には「リバーサイドカーニバル」というイベントがあるなど、非常に集客力が高いです。ただ、経済効果が今一つという点が課題です。人は来るけれど、お金が落ちないわけです。特に周辺の商店や事業者の方が直接的な恩恵をあまり受けていないという声も聞きます。その点をどう解消するかも課題の1つです。これについては行政主体というよりは、商工会を含めて、実際に商売をされている民間業者を交えてアイデアを絞り、行動に移していきたいと考えています。



 ―― イベントなども開催しているけれど、お金が落ちる仕組みづくりも必要というわけですね。

 古田町長 はい。イベントということでいえば、例えばリバーサイドカーニバルは20年以上続いて、少しマンネリを感じます。若い発想でのテコ入れも必要だと思っています。決まったお客さんが来ているようにも感じますので、若い家族連れ、カップルなどがたくさん来るよう、楽しさを倍増するなど、ブラッシュアップをしていきたいという思いがあります。


 ―― 若い発想という話がありましたが、職員のモチベーションについてはどう感じていますか?

 古田町長 若手職員と懇談会というか、コミュニケーションをとるための場を作っています。ふるさと納税と広報戦略というテーマで宿題を与えて質問しましたが、思っていた以上に職員は考えていて、ポテンシャルは決して低くないと感じました。チャンスを与えてあげれば、若手職員は頑張ってくれると感じていますので、若い職員のアイデアは積極的に活用していきたいと思います。おもしろいことをドンドンやって、職員のモチベーションをさらに高めていきたいと思います。それが地域の活性化につながりますし、町民の皆さんが、さらにまちづくりに参加していただくきっかけにつながると思っています。

 地域性にマッチしたまちづくり

 ―― 産業面についてはいかがですか?

 古田町長 これは非常に難しい部分があります。商工会の人数も減っている現状がありますし、企業誘致に関しても、中心部は大型の車が通行できませんし、堤防道路も途中から大型車が通行できない場所があります。そんな中で、松波病院があり、クリニックや高齢者向けの施設がコンパクトにまとまっています。羽島郡の医師会もまとまりがあって、町に対して非常に協力的です。医療・福祉とコンパクトシティを結び付けたケアコンパクトシティという構想が全国的に注目されつつあります。高齢化社会は弱点ではありますが、それを強みに変えて、医療・福祉の先端地域であり、歩いて生活ができ、地域コミュニティもしっかり根付いている、落ち着いた空間であるというイメージを作り上げることでブランディングにつながると考えています。都市部では高齢になって、施設が足りない、落ち着いた地域に住みたいという方が増えていると聞きます。ラストリゾートというイメージで、木曽川を散歩して豊かな時間を過ごし、昔から暮らしている方々とコミュニケーションを楽しみ、車がなくてもバスで病院へ行くこともできる。そうした意味では高齢化時代のモデル地区になるのではないかと考えています。歴史と文化があり、まちづくりに対して熱い思いを持って取り組んでいる方々がたくさんいる地域性にマッチしていると思います。

 

笠松町の情報

面積:10.36km2 
人口:22,335人(平成30年4月1日)
町の木:松
町の花:さくら

名所・旧跡・観光

八幡神社
笠松陣屋跡
笠松別院
米野の戦い跡(関ヶ原の戦いの前哨戦)
笠松競馬場
トンボ天国(岐阜県の名水)
笠松の奴行列
笠松隕石

隣接する自治体

岐阜市|羽島市|各務原市|岐南町

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